September 14, 2002
New car -新しい車が来た!-

我が家に新しい車が来ました。と言っても私のじゃありません。「家族の」車です、はい。
メーカーを変えたことに加え、前の車はなんと11年も乗ったので、装備、スタイル何もかもが新しくて驚き満載でした。私としては、自動車は "移動するための道具" なので、快適に走れて、操作が簡単で、しかも安全であれば目的達成で言うことなしなわけですが、それにしても11年ぶりの新車は感動することしきり。
(1)CDが聞ける、しかもいい音で。
(2)ナビがついてて(単に今までつけなかっただけですけど・・・)らくらく移動。
(3)アクセル踏んでスムーズな加速。ギアチェンジの振動なし。
(4)わたし用のシートセッティングがボタンひとつで再現。
・・・とまあ、びっくりするよな化石な車から乗り換えたのが一発でばれてしまうような衝撃の感動内容でしょう?

おまけにこの、我が家のお車買い替え騒動を通していくつか楽しい発見もありました。

◇日常と価値観の変化
新車購入の契約をしてから納車までの2週間の間、家族の雰囲気と行動が変わりました。

もう何年も掃除をしなかったカーポートの屋根をえいこら・うきうき掃除して、この屋根は透明だったんだということを発見。日帰り旅行や、どこに何をしにいこうかということも家族みんなで会話するようになりました。家族それぞれのコミュニケーションが驚くほどスムーズになりました。
この変化、うちに犬が来たときとすごく似ていて、今まで特に大きな変化のなかった日常的な流れの中に、新しいモノが追加されることで、そのモノを中心に生活が回り始めるっていう現象。

そうなると見るものまで違ってきます。街中で見る車、今まで見向きもしなかった車用のアクセサリ、おまけにインターネットの同じ車を評価しているコミュニティを探したり。私が今までの日常の中で"価値"を感じていないために見過ごしていたものを、自分から積極的に求めるようになったわけです。
この視点の変化、おそらく一過性のものではなくて、私自身の価値が変わり始めた第一歩なんでしょう。価値観の変化って、こうやっていきなり訪れるものなんだなと改めて実感してます。


◇ITなもののインターフェース
PCやITなものの使い方にはいくらでも慣れているし、だいたい直感的に操作できたり、内容も理解できたりするのですが、車に乗るとまるでPC初心者になったような気分になってきます。気分になってくるというより、ITなものがよく分からない初心者さんの気持ちがよーく分かってくるといったほうが正しいでしょう。

前述のように私にとっての車は目的地までの移動の手段でしかないので、エンジンがどうだとか、タイヤがどうだとか、その他うんぬんかんぬん・・・についてはある意味どうでもいいわけです。パソコンで年賀状が作れたり、書類が作れればいいのと同じように、目的を達成するためにできるだけ簡単に操作したいものなのです。

11年ものの車も十分操作は簡単でしたが、今度の車もかなり直感的に操作できるようになっています。機能も多い分、覚えるのが大変かと思いましたが、結局のところ運転席に座って見渡してみるとだいたい必要な機能が一発で操作できるようになっているのです。 少しだけ分厚い取り扱い説明書をすみからすみまで読まなくても、だいたいわかる。 これってユーザーインターフェースの大基本ですよね。 思わず私が毎日使っているPCはじめITなものの操作性について考えてしまいました。

ハードウエアの操作ももちろんのこと、画面に表示されるアプリケーションの操作・使われている用語(これがもっともポイントかな)・レイアウトの仕方・・・ まだまだ車と同じような使用感には達していないですね。


◇おまけ:ドライブでお出かけ

Yokohama Red Brick Warehouse こんなとことか、 The Landmark Tower こんなところへ。


このお車騒動に大変ご尽力いただいた、白川さんにスペシャルサンクスを。素晴らしい仕事をありがとう!!
Thanks, Kenichi !!


Posted by mica at Sat. September 14, 2002 22:26 | Comments (4)
Comments

何買ったの?
(1)から(4)の特徴だけでは、ホシの特定ができませんぜい。
もっと有力な手がかりはないのかー

Posted by: hiroyukia on Sat. September 14, 2002 22:26

新しい車がきた。それだけでもう十分なので、ホシの特定はしなくていいのです、はい。
シルバーに光るにくいヤツです。

Posted by: mica on Sat. September 14, 2002 22:26

新しい車って何かワクワクしますよね。
ひとごとの様に言う私も、実は納車待ちで「ワクワク」状態なのです。その反面、11年とはいかないまでも7年半以上供にした車を手放すとなると、寂しさを感じたりもしています。(時間に比例して愛着もどんどんわきますねぇ・・。)
道具としての車。しかし、私にとっては趣味としての要素もあるため、「買い換えよう!」と思う車に出会うまでには結構時間がかかりました。そこそこ走ってくれないと面白くないし、かと言って、走り屋系は合わないし、家族乗せるし・・・。

結局たどり着いた車は 「シルバーに光るにくいやつ」。(アレ?どっかで見た台詞。)

でも、私の車にはカーナビもなければ、電動メモリシートもないなぁ。

それにしても、趣味・嗜好とはすごいものです。
12年前に最初に買ったラテン系の車は、お世辞にも丈夫とは言えませんでした。(新車で買ったのに、よく壊れました。)基本設計は1980年代。
今乗ってる車は、日本産だから(広島産だけど)丈夫。基本設計は1990年代。10年基準とか言って作っただけあります。
そして納車待ちの車は、懲りずに再びラテン系。21世紀の設計だから、
当然丈夫。(と確信する。)
丈夫なはず。(と疑わない。)
丈夫だと思う。(とまだ信じる。)
丈夫なんじゃないかな?(と疑い始めるものの、)
丈夫であってくれ!(と祈り、)
丈夫じゃないと困る!(と開き直る。)

期待と不安。
でも惹きつける何かが・・・。ラテン車中毒?やめられせん。やっぱり「ワクワク」。

失礼しました。

Posted by: shima on Sat. September 14, 2002 22:26

きっと丈夫なはず、と信じていて、
やっぱり丈夫みたい、とうれしくなり、
ぶつけても大丈夫そう! と感慨にふけり
これなら死ぬことはない、と確信をもつ・・・と。

世界最高基準の安全って幸せーと、先週末のドライブで噛みしめました。

きっとラテンな車も、丈夫なはずです。シルバーに光りまくって眩しいかもしれないので、サングラスくらい用意しておいたほうがいいかもしれないですよ。

納車されたらまたPostして下さい。

Posted by: mica on Sat. September 14, 2002 22:26
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