有名な話ですが、「リング」のハリウッド映画化が決まっています。
邦画独特のじめじめ感とおどろおどろした怖さに仕上がった映画を、ハリウッドではどのような作品にするのでしょう。期待したいところです。
ちょっとおかしいこぼれ話があって、リング映画化に際してクライマックスの議論があったそうです。 オリジナルでは、母親がビデオデッキとテープをもって両親の元に車で向かう・・・という、ブルーでありながら続きを見なくてはいられないナイスな仕上がりになっています。そのラストシーンが実は問題になっていて、こんな意見があるそうな。
1: 自分の両親の元にビデオを持っていって、呪いを解くなんて・・・ →両親をrespectしてないじゃないか!
それじゃ代替案としてこんなのはどうだと考えられたのが、
2: "お母さんが呪いのビデオテープをレンタルビデオ屋に売りに行く (誰に手渡るかも分からず、おおこわラストシーン)" →無差別テロを彷彿とさせるのでけしからん!
何言ってるんでしょうねー。9・11の後でもコラテラル・ダメージ封切した国じゃないの。今までだって渋滞の中で銃ぶっ放すのだってあったし、人をぎりぎりの精神状態にまで追い込む映画だってあるっていうのに、ホントおもしろい事いうところですね、ハリウッドって。
http://www.mulholland.jp/index_f.html
ハリウッドと言えば最近リリースされたDVDにリンチの最新作マルホランド・ドライブがあります。”夢”の話ですが、見る度(一度だけじゃもったいない)に世の中の”縮図”なるものが浮かび上がります。
これ以上は、ごらん頂いた後でのお話で。
Posted by: martha_arai on Mon. September 23, 2002 1:05