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うちに帰る道を歩いているとき、小さな発見があった。 ちょっとポエムっぽくてはずかしいけど、メモしておこう。

いつもと同じように音楽を聴きながら、夜道を歩いていて、ふっと空を見上げたら
きれいなまんまるの月が出ていた。雲に反射する月の光がまた、綺麗だった。
そのとき聴いていたのは、スガシカオの「青空」。

    今日の空 宇宙までつきぬけそう

いままで青空でしか想像していなかったこの一節、宇宙までつきぬけそうな空は夜にも感じることができるんだ、と思った。
青空が宇宙までつきぬける・・・ この感覚はとても神秘的だし、スガシカオの言葉のすごさ。いつも抜けるような青い空を見ては、宇宙まで突き抜けそうな感覚を探していた。

でもそのとき理屈ぬきで感じることができたのは、少し雲がかった月が綺麗な夜空だった。
きっとスガシカオが意図したものとは違うんだろうけど、私自身の感性で、宇宙まで突き抜けそうな空を見つけた瞬間が、ちょっぴりうれしかった。
雲をぼんやり照らし出す月の夜空は、本当に宇宙までつながっている気がした。

何気ない一日の、なにげない、ほんの小さな発見。