November 15, 2002
Weblog 3ヶ月目

久しぶりのエントリ記入です。

今日は11/15。 blogを本格的にはじめて2.5ヶ月経ちました。
3ヶ月目に入ったということになります。
恋愛でいうなら、付き合い始めて3ヶ月はそれはもうラブラブ、何をやっても楽しくてしょうがない時期です。
世界がばら色 です。
仕事でいうなら、3ヶ月目というのはようやく周りに慣れてきてペースがつかめたり、それが転職だった場合にはやっていく自信が出てくるときだったりします。

で。
このblogはどうなんでしょう。ちょっと考えてみました。
3ヶ月の法則に当てはめると、楽しさがふつふつと沸いてきて、書いて表現することや自分の場をインターネットという公の場に持てることに自信を持ち始めると思いたい。

でも・・・違うんだな。
3ヶ月経とうとしてるのに、まだラブラブにならない。書くこと・内容に自信を持ち始めていない・・・です。
逆に書けば書くほど、ジャーナリスト的な内容のほうがいかにおもしろいか身にしみるし、自分の書く内容に慎重になってきたりする。

本当にこのサイトは超個人的日記です。それは私自身よく自覚しています。
Joi のサイト ほど誰が見ても話題・経験豊富で面白いわけではないし、自分の凝っていることを深くまでつっこんだり、主義主張をどーんと書くこともない。
私の場合は、面白いなあと思った日常のささいな出来事や、書き留めておきたい日記を書いておくことが、今のところ一番comfortableな blog の使い方なんですね。

じゃあそれって他の人に公開するほどのことかい? と思いはじめて、ふと気づくと筆が止まってしまいました。
1週間書き込まなかったのは、こんなことを考えていたことも理由であったりします。

でもまあ、こんなことをつらつらと書いてみましたが、知ってる人対象で書くということは悪いことではないので、mica的「日々メモ」、もうしばらくは肩肘張らずこの形で続けてみようかと思います。
(強引なおちか? (^^))


Posted by mica at Fri. November 15, 2002 1:50 | Comments (8) | TrackBack (0)
Comments

物書き的なことを始めて3ヶ月くらい経つと似たような状況になる人は多いのかもしれない。でも紙の出版の世界は進行が遅いので自分の書いたものが印刷されるまで2ヶ月くらいかかる。で印刷された自分の書いたものを見て、とりあえず「後戻りはできない」感じになるわけです。

でもblogは、一度書いたものを後から書き換えることはできるし、印刷された本のようにそれが全国津々浦々の書店に並ぶという感覚はないところは違う。公開はされてるけど、どこからが公開された状態なのか、見ず知らずの人のコメントが付いたり、他のサイトにリンクされてるのを発見するまで自分で実感しにくい感じがあるかも。

私は適当に書き始めて物書きの世界に入ってきたけど、公開されている実感を知ってからの方向性をどうするか色々考えてたときはあります。事実に立脚したジャーナリズムの方向か、自分の気分に沿って書くエッセイの方向か、ストーリーを重視したフィクションの方向か、という感じ。

でももちろんそれぞれの要素を持ってる中間的チョイスもあるわけです。自分の面白いと思ったものを紹介していくというのは、そのひとつとして落ち着きやすいのではないでしょうか。

ちなみに今日の思いつき:
Journalism is process, not a principle.
(Bruce Schneierから借用)

Posted by: gt on Fri. November 15, 2002 1:50

micaちゃん
とにやんです。ちょっと前の記事に対するコメントになってしまったね。

>でも・・・違うんだな。
3ヶ月経とうとしてるのに、まだラブラブにならない。書くこと・内容に自信を持ち始めていない・・・です。

たぶん、内容に自身をもつとかどうかっていうより、自分の中で「何を表現していきたいのか」ってところやろなぁ。どのように具体的にするかやね。
 とにやんも自分の日記(もちろんらーめん)を公開してるけど、自信なんかまーたくないよ。とにやんの場合は、「みてよ。みて。こんなおーいしいらーめんあんで。みんなにも食べてほしいなぁ。」ておもって、食べた時の心境などを描写して書いてるだけやしなぁ。


>逆に書けば書くほど、ジャーナリスト的な内容のほうがいかにおもしろいか身にしみるし、自分の書く内容に慎重になってきたりする。

別にジャーナリストになるわけでもないやろし。ただ、慎重に内容を書くことは、大切やね。とにやんなんかいーつも読み直しせーへんから誤字脱字ばっかり。公に公開するんやから、慎重で普通やろね。

>本当にこのサイトは超個人的日記です。それは私自身よく自覚しています。

とにやんのもちょー個人的日記です。とにやんも自覚してるよ。そろそろブロガーに変身せなあかんと思ってるけどね。

>Joi のサイト ほど誰が見ても話題・経験豊富で面白いわけではないし、自分の凝っていることを深くまでつっこんだり、主義主張をどーんと書くこともない。

JOIは、JOIやし。micaちゃんは、micaちゃん。比較する必要なーしです。ただね、アナログな日記もそうやけど、日記って自分をみつめるいい機会なんやなーって思うよ。自分は、発信する自分の意見ってもってるのか。他人の受け売りで他人の情報を整理してるだけじゃないのか。とかね。とにやんもらーめん食べ歩きのころは、そんなことを思いながら独自の経験則に基づいていろいろ考え「深いなぁー。うまいなぁー。あったかいなぁー」と考え始めてきたところだよ。だから、いーきかいちゃうの。自分と向き合うのに。


>私の場合は、面白いなあと思った日常のささいな出来事や、書き留めておきたい日記を書いておくことが、今のところ一番comfortableな blog の使い方なんですね。

おー。これでえーやん。何気ない日常生活のことを書くことって、振り返る作業でしょ。「振り返りの作業」ってめっちゃだいじだとおもうんやなー。とにやんは。忙しい毎日をおくってるとどうも時流に乗ってるようで流されてたりしてね。日記は、だれでもできる「振り返りの作業」だよね。

>じゃあそれって他の人に公開するほどのことかい? と思いはじめて、ふと気づくと筆が止まってしまいました。
1週間書き込まなかったのは、こんなことを考えていたことも理由であったりします。

公開してもしなくてもとにやんは、「振り返りの作業」は、できてエーと思うよ。とにやんは、アナログも2年程やった経験あるよ。ただね。公開することによって、誰かも一緒に考えてくれる(コメントしてくれる)ことで、より考え方がまとまったり、深く考えることができるきっかけにはなるんちゃうかな。

あっ。まだ、いっちどもお会いしたことないのに、とにやんの「独り言」で、minamiさんのblogのみならず、micaちゃんのblogにまでロングなコメントかいてもうた。反省反省。

Posted by: toniyan on Fri. November 15, 2002 1:50

micaさん、初trackbackありがとうございます。

似たようなことを考えていたんですね。でも私の場合は、そんなに深くもなく、blogで地理的に離れた人たちと少しでもコミュニケーションが楽に楽しくなれるかなっていう軽い期待でトライアンドエラーしてます。先が見えないところが楽しみのひとつかな、程度に考えています。

マメに、短く、をトライ中ですので、これでおしまい。また書きますね。

Posted by: ttokumo on Fri. November 15, 2002 1:50

私も最近、"短く簡潔に" を心がけているんです。
(これでも)

他のblog読んでいるときに、おっそろしく長いのは
人気テキストサイトでもない限り読み飛ばす。
ああ、文章長くなるクセがある私もおんなじなんだと思って以来、
さらっと書くように努力中です。

Posted by: mica on Fri. November 15, 2002 1:50

反省しきり.........。
長い文章書きすぎやなぁ。

Posted by: toniyan on Fri. November 15, 2002 1:50

あ、やだやだ。
toniyan のコメントは、とっても嬉しかったので
反省なんてしないで!
いい言葉をたくさんもらったので、思わず ttokumoさんの
Bangkok Times にもTrackBackしたくらいなんだから。

みんなからの率直な意見が、何より大切です。

Posted by: mica on Fri. November 15, 2002 1:50

micaさんこんにちは。前回の打ち合わせでロフトワークでもblogを持ってみたら?と言っていただいたので、このところ毎日のように「blogってどう使ったらいい?」と話をしています。でもなかなか「こう使いたい!」っていう案がでてこない。昨日なんて「blogは貴族の歌詠みじゃないか?」なんて話にもなりましたから:-)(知識人が時事について気の利いたコメントをし、仲間が返歌する点ね)今朝は原点に戻ってネオテニーの皆さんはどうしてるのかな?とぶらぶらしていてこのエントリに目が止まりました。

micaさんのコメント、とても共感できます。

自分でblogは持ってないけれど伊藤さんからのメールでずいぶん前からblogの存在は知っていたので、ロフトワークでもうまく使ってみたいって気持ちはあるんだけど、伊藤さんじゃないからそんなspecialなことは毎日起こらないし、自分の日記を公開しても・・・。micaさんと同じような気持ちでいました。

でもその後に続いている皆さんからのフィードバックを読んで、実はこういうやりとりができるのがblogの魅力なのかもと思いました。自分の心の中でだけ考えていても何も変わらないし新しい解釈も生まれてこないけれど、言葉にして人の目にふれさせることで、想像もしていなかったような新しい関係とか新しい理解が生まれたりするのかなと。そんなことを思いつつ、ロフトワークのblogの使い方、考えています。

Posted by: chiaki on Fri. November 15, 2002 1:50

chiaki さん。
自然な言葉のコメント、ほんとにありがとうございます。

>知識人が時事について気の利いたコメントをし、仲間が返歌する点ね

この点については、まさに私も感じていたところで、
やっぱり今の、うちのblog的な人(まあJoi が中心でしょうが) で盛り上げている人、
のめりこんでいる人は、出すコンテンツが違うのを感じさせるものなんですよね。

Joi にしても、 武邑先生にしても、eno さんにしても。
ハイクオリティなもの、おそらく大多数の人の日常にはないような経験満載(しかもリアルタイムな更新)、
というのは、そこを訪れる人を釘付けにして離さない要素を持っていますが
情報発信側に回ってみると、ひどくプレッシャーだったりする。
アクセスを集めるという点では、ハイクオリティなコンテンツでないと意味がないんですけど。

でも私は私の表現があるだろうし(たぶん)、残しておきたいものがあるわけで、
決してジャーナリスト的な面白さはないかもしれないけど、
農民のことば遊びでいいので表現してみようかと思っています。

mpm さんのサイトみたいに、画像や音楽だけの表現というのでもいいんではないですか。
クリエータの表現の場所、倉庫のような場所としてロフトワークでも気軽に使ってみてください。

Posted by: mica on Fri. November 15, 2002 1:50
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