December 30, 2002
絵本の思い出

(十)何年かぶり? に絵本をじっくり見ました。表参道のクレヨンハウスで。
クリスマス前だったので、子供に絵本をプレゼントする大人たちで店内はいっぱい。

有名なこれも、もちろんありました。
今ではこんなミニ版からトランプまであるんですね。
月曜日に食べたもの、火曜日に食べた二つの果物・・・ あの穴のあいた絵本、大好きだったなあ。
スケッチブックより大きなサイズのもあってびっくり。

私が大好きだった絵本のひとつ、「すてきな3にんぐみ」。
「強盗の3人組が、ある晩おそった馬車には宝物はなく、身寄りのない少女が乗っていました。
仕方ないのでその女の子を連れて帰ったところ、3人組の今まで奪ってきた金銀宝物をどうやって使うのかと問われ、途方にくれた3人組は(使い道なんて考えていなかった)、女の子と同じように身寄りのない子供を国中から集め、自分たちのお城を買いました。 みんなおそいの赤いマントと三角帽。みんなすくすく育ち、結婚し、子供が生まれ、ひとつの国になりました。めでたしめでたし♪」

何年経っても忘れない、色あせない、新鮮な物語としてよみがえってくる絵本のお話の力ってすごい。
子供の頃以来読んでいなかったこともあり、大人の眼で見た3人組はまた一味違って見えました。
目しか見えない黒いマントと三角帽がなんともかっこよくて、かわいい。 子供たちがおそろいで着る、赤いマントと帽子も、これまたプチ3人組のようですばらしい。

絵本に出会った瞬間、子供の時の記憶と今の感覚が交錯した不思議な時間でした。


Posted by mica at Mon. December 30, 2002 2:10 | Comments (0) | TrackBack (0)
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