が、今週末も大々的にあるようです。
場所は銀座。
NO WAR ON IRAQ! STOP 有事法制 3・15銀座大集会
まったく小泉さんの言うこともちぐはぐで、この間の小泉内閣メールマガジンでは
「日本の立場は明確です。 非核三原則を堅持し、唯一の被爆国として、いかなる場合でも武力行使は一切しない」
と言っているそばから、後方支援とかなんとか言っちゃって、結局自衛隊まで出動している。
そもそもは敗戦国、被爆国、侵略という大きな過ちを犯した国として、まっさきに武力行使に反対すべきなのは、うちの国なんじゃないだろうか。(利権とかそんなの抜きで)
フランスとかドイツに真っ先に協力すべきなのは日本じゃないのかな。武力ではなく、査察継続と世界的な組織による働きかけを、どこよりも強調すべきなのは。
なんかおかしい。
日本ってこんなにばかだったっけか?
さっき入ってきた話題。ブッシュがEU議会でのスピーチの予定に対して「スタンディングオベーションがなければ喋らない」と主張したため話が流れたのだとか。(ちなみにブッシュのホワイトハウスでのスピーチでいつも拍手が入るのは舞台演出だそうです。)
アメリカってここまで頭おかしー奴に投票したんだっけか?
http://www.mirror.co.uk/news/allnews/page.cfm?objectid=12713155&method=full&siteid=50143
Posted by: gt on 土. 3 15, 2003 1:32以前から彼の主張を聞いている限り、なんでこんな人がアメリカ大統領に選ばれるんだか、
皆目見当がつかなかったのですが、わたしだけじゃなかったか、そのささやかな疑問を持っていたのは。(^^)
(そりゃそうだって?)
しかし舞台演出で拍手が入るとは、なんなんでしょう。
つらい・・・。
> わたしだけじゃなかったか、そのささやかな疑問を持っていたのは
いや、たくさんの人の疑問のようです。
「ブッシュ妄言録~Amazing words of George W.Bush, the 43rd president of the United States」 (株)ぺんぎん書房
なんて読んだら、彼を見る目がもっと変わりました。
そういえばFlorida州の知事(だったか?)をshruBの兄弟がやってますよね? で、2000年大統領選挙でshruBが選ばれた時の問題の300票差はFlorida州でしたよね? ところが、この時選挙前に数万人が有権者リストから資格無しということで意図的に落とされていて、shruBの兄弟が関わった疑惑が出てます。これらはほとんどが黒人層でGoreに投票しそうな人たちでした。300票差も呆れましたが、これって何よ? て話。(ソースが埋もれてて発見できず。あしからず)
Michael Mooreも「アメリカの半分はあいつに投票してない」と書いてますね。Lessigセンセも、shruBが「選挙を盗んだのは公然の事実だ」とか言ってますが。
ちなみにもっと黒い話も。先日Halliburtonという会社が、イラク侵略の際もし油田に火がつけられた時に国際消火活動を行うという仕事の入札をDoDから落札しました。ところが、現副大統領のDick CheneyはHalliburtonのCEOを1995-2000年の間やっていました。これって何?
Halliburton wins contract on Iraq oil firefighting
これらから次の推測が容易に導かれます。1.イラク侵略があったら油田火災は起きる。2. フセインが火を付けたと報道される。3. Halliburtonが政府予算で消化にあたる。
が、さらに、91年湾岸戦争の時油田に火を放ったのはイラク軍だと信じられてますが、最近退役軍人から「アメリカ側がやった」という証言すら出てきています。これって何?
american_gulf_war_veterans_press-release
んー。いろいろな情報ありがとうございます。
こういう話って結局大衆メディアには出てこないし、偏った情報の中で知らないうちに 「誰かが猛烈に得をする構造」がこれ当たりまえというように出来上がっていたりする。
世界中どこも同じなんだなぁ・・・。
Weblog ではこういうときにこそ力を発揮するものですよね。(たぶん)
知るべき情報、出さなければならない情報が、個人のサイト(blog)から発信されて、束になっていく。
今の世界的危機状態に、インターネットを通じた情報発信って(blog含む)どのくらい力を発揮しているんだろう。既存メディア以上に力を発揮できてるのかな。
今日のTVニュースでは、アメリカ国内の戦争賛成デモの様子が映し出されていて、「力による世界秩序を!!」とかフランスのワインとか食品だとかを廃棄しているところが映ってました。
それも既存TV局が欲しいと思う、話題性のある映像のみを選んで使ってるので、もちろんすべてのアメリカ人がそうだとは思っていませんけど、それにしてもねえ・・・。
なにが力による、、、なんですかね。
とりあえずはイラクだけじゃなくて、アメリカ本土で戦争やってみたらいいんじゃないでしょうか。
はい、そこいい指摘です。いろいろなところ(はてはPhilip K. DickのSFにまで)出てくる話なのですが、実にアメリカ本土であった戦争の最後のものは南北戦争なのです。そしてなんと2001年までアメリカは本土を外国人からの攻撃にあったことがなかった。そのため9/11でパニックに陥ったままになっている、ていう分析があります。(それ以前に唯一あった攻撃は、第二次大戦のとき何個か風に流されてアメリカまで届いた日本の風船爆弾。不発で畑の真ん中で発見されたはず。) でも9/11で亡くなった人5000人くらいで、もしそれがそんな大事なら、広島と長崎で亡くなった10万人と後遺症を背負ってる人たちに失礼じゃん、ていう見方はあります。
ところでアメリカの中部には一生海外旅行なんかしないような人たちがたくさんいます。(行ってもCanadaかMexico。へたするとDisneylandとLas Vegasが海外体験。) ようするに異文化を理解できないんですな。なのでこの層の人たちにとって、英語以外を喋る非白人は不気味な存在です。さらに困ったことに、この層がたぶんshruBの支持層と重なってたりする。
個人的な範囲では、私のアメリカの友達でイラク侵略を支持してる人は1人もいませんね。反戦活動に積極的な人が2人、アメリカ脱出したい人が少なくとも3人...。
インターネット上の分散メディアでは全体が見えないというのが特徴だから、自分の意見がどのあたりにいるのか判らない不安がある。(つーことは、そういうメカニズム考えたらとてもウケる可能性高いということだけど) でも2月15日にあれだけの人がストリートに出てきたのはインターネットメディアの影響なしでは考えられなかったのではないかしら?