同潤会アパート
表参道をひさーしぶりに歩いていたら、あの馴染み深くて、ノスタルジーを感じる景色、「同潤会アパート」が無くなってた。
建てられたのはなんでも1920年代だそうだから、そりゃもう老朽化も激しいのでしょう。
でもやっぱり無機質な工事の塀に囲まれてるのを見ると、寂しさを感じちゃうね。あるべき景色がそこにない、みたいな。
あそこの街並みは、東京都内にあってとても落ち着ける雰囲気を醸し出していたし、「ああ、都内にもこんな歴史を感じて、でもモダンに溶け込んでいる景色があったんだなあ」 と再認識する場所だったんだよね。私にとっては。
緑が多くなる5月から夏にかけての同潤会アパートの前の感じは本当に好きだった。もう見れないけど。
今度は森ビルが地下3階、地上ん階(両方とも情報未確認)の大型ビルを作るんだそうな。六本木ヒルズみたいにキンキン・キラキラしなくていいから、街並みに合う、何十年も残るような、しっとりしたのを建ててほしいな。
どこかでチラッと見た、予想完成図は、地上部分はガラス張りのドームみたいな感じだったんだよねぇ。
なくなってしまった同潤会アパートの様子は、いろんなところで写真が保管されているようですが、こんな感じです。
Posted by mica at 日. 7 27, 2003 1:31 |
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