お食事でリラックスするってことに、初めて気づいたの。ほんとに初めて。

先週の金曜日、行き慣れたイタリアンレストランで、気のおけない大切な友達と食事したのね。その日の夕方に、じゃごはん食べよっかって気まぐれにいきなり決めた予定で。
先週、先々週とそれはもうひどい生活のリズムで、2週間通して平日は平均して4時間くらいしか寝てないし、一日中デスクワークとミーティング。疲れなのか、精神的な緊張なのか、あんまり食事もしてなくて、ひどいときは一日一食。先週なんかはコンビニのお惣菜しか食べてない気がするのよね。
（転職してまだお仕事のペースがつかめてない私自身にその責任はあるんだけどね。ま、この際その話はおいといて）

そんないけないリズムが続いてる中で、唯一金曜日のディナーは私にとってとてもびっくりな発見だった。
美味しいものをいただくということ、それを味わうということ、それを気のおけない人と時間を共有してすること、おしゃべりすること、笑いあうこと。
ほんとにこれだけの、ごくごく単純なことが、どれだけ自分の疲れを和らげてくれるのか、リラックスすることができるのか、身に染みて理解できた。おなかいっぱいになることが幸せなのではなくて、料理の美味しさとか、その見た目を楽しむとか、作った手間に思いをはせたり、時間を共有する人との会話そのもの、自然体で食事できる雰囲気とか、そんなもの全部ひっくるめて食事を楽しむなんだなって実感した。 そういう風にして楽しめると、自分自身がとってもリラックスしているのに気づく。すごく楽な気分。この楽しい時間に対して感謝してる。
お食事して自分がリラックスしているなんて感じたことが、発見だったり。食事ってこんなに楽しかったんだ（楽しく出来るんだ）と驚いたり。

この連休、そんな気持ちでお食事をもう一度楽しんでみました。いや、素晴らしい。ホントに心からそのお食事とその時間を楽しんで、リラックスしてる自分発見。
なんか今さらこんなことに感動しているのも、他の人から見たら は？ なのかもしれないけど、ここ数ヶ月で一番感動した出来事なのでありました。

PS: イタリア人の人生の4大スバラシイは、 「食べること、歌うこと、笑うこと、愛すること」 だって聞いたことがある。ほんとにその通りだね